「観察」
芸術を志す人がその点において、一般人に負けてはいけない。
だから逆に観察力の鋭い人は、等しく芸術家なのではないかと思っています。
絵が描けるとか、手先が器用という技術の面は職人の領域で
芸術家になるための絶対条件ではないはずだと思います。
芸術をする人間はこうだっ!なんてくくりをつけってしまっては面白くないんじゃないかなぁ、、、。
世界の「村上隆」だって人を雇って絵を描かせて、自分の作品として発表している。それが許される時代なのです。
誰もが芸術家になりうるこの時代にこそ、プロを志す者は「観察力」においてもっと努力がいる。改めて感じるのでした。